出来た
エジプト・トルコ大周遊13日間
■ 2日目06/25(月) カイロ快晴 [カイロ観光]
昨夜は2時過ぎに寝たが、かかったシャワー水温が低かったのと、冷房が効きすぎて寒くて目が醒めた。その上、窓の外の車の走る騒音も気になってそれからも何度も目が醒めた。7時起床、7:30過ぎに2Fのレストランに行くと、未だ仲間は誰も来ていなかった。係りの人にここでいいのかと確かめたところ、1Fに行けと言われた。1Fのレストランの場所が分からなかったので、インフォーメンションに行って尋ねると、左奥の方を教えてくれた。入口で部屋№を聞かれたので、言うと、あなたのレストランは2Fだと言われた。結局たらい回しにされ、2Fでようやく朝食となった。4席のテーブルに案内されて、食事をしていたら、他所のツアーおばちゃん2人組と相席になった。食事しながら話しているとJTBのエジプトツアーとかで、今日で4日目とか、妻が何処が一番良かったですかと尋ねると、「ピラミッド!!」と、即座に答えが返って来た。
バスで向かう途中、突然現れたピラミッドを見た時、身震いする程感動したと言われていた。「そうでしょうね」と相槌を打った。食事後「いい旅をなさってください」とお別れの挨拶をして部屋に戻った。定刻バスはエジプト考古学博物館に向かった。既に入場口から長蛇の列が出来ていた。バスから降りて直ぐに列に並ぶ。日差しがかって無い程強烈だった。皆、持参した扇子を取り出してパタパタあおぎ出した。さすが旅慣れした人達だなと感心した。10時にようやく入場出来た。室内にはカメラ持ち込み不可とかで、ガイドさんに預けた。ガイドさんの案内で11:15まで1F,2Fに展示されている主要な展示品を見て廻った。その中で特記される№1は、何と言っても「ツタンカーメンのマスク」のある黄金のマスクの部屋だろう。マスクを目の前にした時、何とも言えない感動と胸の高鳴りを覚えた。
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| エジプトの母なる川、ナイル川を初めて見る | エジプト考古学博物館に10時にようやく入場 出来た |
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| エジプト考古学博物館前庭のスフィンクス石像 | エジプト考古学博物館の正面 |
純金の人型棺、金箔の人型棺、ミイラに付いていた装飾品など。それから通路のガラスケースに入ったツタンカーメンの玉座は、現世でこれ以上の贅沢品は無いのではないかと思われる程のものだった。1F,2F共、エジプト秘宝がぎっしり展示されていたのには、目を奪われるばかりだった。2Fのミイラ展示室(有料 100エジプトポンド)前で、12:00に前庭右手に集合ということで、解散となった。私達はペルーでミイラは数多く見たので、ここのミイラ見物は取り止め、見ていない外のいろいろな展示品を沢山見ることにした。そして最後に再び黄金のマスクの部屋に入った。その時はもう団体客は居らず、ゆったりと又順に見て回れた。ふと後を振り返ると、ツタンカーメンマスクの前に誰も居なかった。千載一隅のチャンスとばかり、正面に行って独り占めしてじっくり目に焼き付けるように見入った。
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| エジプト考古学博物館前庭にあったエジプト・ ネムの木の花 |
写真が撮れないのが返す返す残念だが、貴重な展示品の保存のためには、仕方のないことだ。12時前に集合場所に戻ると、もうほとんどの仲間が集まっていた。庭の石像の所で何枚も写真を撮った。その日の昼食は何とギザの3大ピラミッドが目の前に見えるレストランだった。まさか街の傍にあるとは想像もしなかった。そして本当に久しぶりにビールを飲んだーと、味わった。「ステラ」というエジプト産のビールだったが、軽めだが、結構コクがあって美味しかった。午後からオールドカイロ観光と言うことで、3つの古い教会を見物した。内扉などの面に白い模様状に綺麗に貼り付けられている装飾は、ラクダの骨をスライスしたものだそうだ。今日は兎に角、猛烈に暑かった。日陰でも赤外線ランプに照らされているようで、この異常な暑さに皆ヘタっていた。16:30にホテルに戻った。
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| レストランに行く途中に見えたレンガ積みの家が立ち並ぶ住宅地区 | レストラン直前に待望のピラミッド見えてきた!! | 昼から訪れたパピルス店の商品(壁飾り)の一つ |
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| 午後からオールドカイロ観光と言うことで、3つの古い教会を見物した | オールドカイロ観光・ベン・エズラ・シナゴーグ | 同左 |
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| オールドカイロ観光・アル・ムアッラカ教会 | 同左 |
夕食は18:00からバスでレストランに行くとのことで、シャワーに掛かり私は昨日の日記を書き、妻は下着を洗濯した。バスでナイル川、河畔の川に浮かぶレストラン(店は毎日替わったが、4日間とも川に浮かぶレストラン)に行った。室内はまだ冷房されていなく、おまけに西日の射す席のため、猛烈に暑くシャワーに掛かったのに又汗だくになった。東側の日の射さない側に移動してくれたが、料理も不味く、接客態度も悪く、カイロの初日の夕食は最悪となった。奥様のオーダした赤のグラスワインは熱いと言ったら、常温ですと返事が返ってきたとかだったが、戻って夜のTV-NEWSで45℃と報じていたので、その温度近くあったのだろう。実に気の毒で、腹立たしいと思った。明日のピラミッド観光に期待しよう。
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| バスでナイル川、河畔の川に浮かぶレストラン (店は毎日替わったが、4日間とも川に浮かぶ レストラン)に行った |
