エジプト・トルコ大周遊13日間

■　5日目06/28(木)　カイロ快晴　[カイロ市内観光]

今日はゆっくりした出発で、10:00出発のため、朝食後、部屋の応接間で久しぶりに現地のTVを見た。天気予報の時、ヨーロッパもここの所、異常高温に襲われてイタリーとかギリシャでも40℃を越えている所が出ていた。それでエジプトも40℃以上の高温になっているのが納得出来た。最初の観光地に向けて途中から自動車道をはずれて墓地の中を抜けた。墓地といっても家のような造りだった。中には人が住んで居る所もあった。

最初の観光地に向けて途中から自動車道を はずれて墓地の中を抜けた	ムハンマド・アリモスクはお城のような城壁に 囲まれていた

そしてムハンマド・アリモスクに着いた。イスタンブールのモスクを真似て造られたらしい。幾つものドーム、2本の尖塔が特徴とか。内部も豪華だった。5つのドーム内側は繊細な文様で装飾され、青白い照明にライトアップされ、威厳ささえ感じた。外周はお城のような城壁で囲まれ、信仰の場所とは思えない程だった。カイロ中心部に戻って、今度はアブディーン宮殿に行った。一部は大統領も使用するらしく警備も厳重だった。博物館になっている所は銃や刀類がやたらと多いいなと思った。それからイスマイール王が使っていたという煌びやかな食器やガラス器がずらりと陳列されて、当時の贅沢三昧な暮らしがうかがえた。建物を出ると、広い綺麗な中庭の一角にガジュマルのような大樹があった。仲間の誰かが幹の間に機関銃を構えた兵士が居るよというので、よく見ると確かに居た。大統領府所有だからだろうか。

ビューポイントからムハンマド・アリモスク全容	回廊を通って中庭に入る	ムハンマド・アリモスクの中庭
ムハンマド・アリモスクの内部	5つのドーム内側は繊細な文様で装飾され、青白い照明にライトアップされ、威厳ささえ感じた	敷地の広場からカイロ市内全貌が見えた
アブディーン宮殿内の展示品、鎧	刀剣類	引き出しに仕込まれたピストル群
飾り物	銀製の特大皿	銀製の装飾品
中庭の一角にガジュマルのような大樹があった。幹の間に機関銃を構えた兵士が居た	中庭に展示された大砲と玉

昼食はギザの3大ピラミッドが見える2日目とは別のレストランに行った。昼食としてははじめてのバイキング式だったが、食欲をそそるものはあまりなかった。それからレストラン近くの香水店に行った。形通りの製品説明があった後、セールスマン達がドッと入って来て商品売り込みが始まった。隣に座っていた3人組みの一人、陽気な割腹のいいおばちゃんの所に少しオチャメな格好のいいセールス兄ちゃんがやって来て、盛んにアタックし始めた。サンプル香水を手の甲に付けてやり、更にドンドン腕の上の方まで付けていくので、くすぐったいのかキャッキャッ言って笑い転げていた。それからの2人のやり取りが何しろ滑稽で、可笑しくて私も笑い転げた。それからバスで大分走った住宅地区にあるスーパマーケットに連れて行ってくれた。商品も豊富で、日本の店とほとんど変わらなかった。

でも高級車で乗り付けていたので、地元では日本のデパートの感じで、お金持ちの人が多いようだった。ツアーの奥様方(妻も)は秤売りのサフランを買っていたが、\40ととんでもなく格安なので偽物ではないかと思った。妻はその外、香辛料やペッパーミルなど買っていた。17:30ホテルに戻り、夕食会場に18:00出発だったので、明日の移動の下準備にバタバタした。夕食会場は今夜もナイル川、河畔の川に浮かぶ昨夜と同じレストランだった。料理は昨日と違っていた。途中で大きなケーキが2つ、ワゴンに乗せられて運ばれてきた。何事かと、皆注目した。妻の誕生(6/28生まれ)祝いと新婚さんの結婚祝いを添乗員さんが演出してくれたのだ。妻は名前を呼ばれると、びっくりしていた。あと、分けてくれて皆でいただいた。添乗員さんの暖かい心配りに感謝!! 19:30頃、バスに乗りホテルに戻って、トランク荷造りの続きをした。

妻の誕生祝いと新婚さんの結婚祝いを添乗員 さんが演出してくれた

21時過ぎ寝て、22時頃、突然物凄い轟音に叩き起こされた。一瞬地震かと思ったが、次にカイロだから爆弾テロと確信した。急いで起きてカーテンを開けると前のビルの間から花火の一部が見えた。花火大会だったのだ。ホッとした。起きたついでに花火見物としけ込んだ。

カーテンを開けると前のビルの間から花火の 一部が見えた

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