ハワイ旅行　3日目

まるごとハワイ
3島めぐり6日間

■　3日目07/05(木)　マウイ島　晴れ

5時前起床、カーテンを開けると未だ外は真っ暗だった。今日は3つ目の島、マウイ島観光の日だ。添乗員さんからの指示通り、6時前にドアの内側にトランクを置いて手荷物を持ってL階に下りた。6:00からレストランで朝食を取る。6:45,バスは定刻にホテルを発った。今朝も早くからガイドのさとえさんが来てくれていた。仕事とは言えガイドさんも大変な仕事だなと思った。7:10過ぎヒロ空港に着いた。チェックインでトランクを預け、セキュリティー検査場に移動した。又して靴を脱ぎ、ベルトを外し検査を受けた。離陸は少し遅れたが、ほぼ定刻にマウイ島・カフルイ空港に着陸した。ハワイ島を離陸した時はどんより曇っていたが、マウイ島に近付くと晴天に変わった。

ヒロ空港を飛び立って直ぐ雲の上にマウナケア 山が見えて来た。日本のスバル望遠鏡もある所

マウイ島の右側に近付き左の窓から標高の高い山肌が迫って見えてきた。今日も羽根を左右に大きく揺らしながら着陸態勢入ったが、ソフトランディングで上手に着地した。このようなテクニックはローカル線のパイロットの方が上手なのかも知れない。今までは乗り換えの時はトランクは自動的に積み替えられていたのが、ルールが変わって各自ですることになったとのことだった。従ってトランクを各自でバスまで運んだ。9:15,バスは発車した。今日の現地ガイドさんのさとみさんはRKBの磯田さん似の優しいソフトな感じの人だった。4年前に岩手県から移り住んだとのこと。サトウキビ畑の続く内陸の道をしばらく走った後、石のゴロゴロした草木の少ない海岸線の道路になった。両側にはオヒヤという木が茂るのみで陸側はいかにも乾燥した山肌だった。

島を横断する内陸にはサトウキビ畑が続いていた	この山の奥はそこだけ雨の多い渓谷があると言う
石のゴロゴロした草木の少ない海岸線の道路 になった

一方、海側は白波の打ち寄せる明るいエメラルドグリーンの美しい海岸線が続いていた。やがて緑豊かな山手にはゴルフ場もある海岸線に高級ホテルの建ち並ぶ美しいリゾート地を通った。世界的に有名な一大リゾート、カアナパリとのこと。こんな所に泊ってみたいものだ。それから直ぐ町に入った。ガイドさんもこの町に住んでいるとか。住宅地の中にサトウキビ列車の終着駅があるとのことで、バスは続いてサトウキビ列車の始発駅に進んだ。間もなく駅に着いて列車が来るのを待った。プラットホームの反対側には花の咲いた木やボンタンの木が植えられていた。10:15発の西部劇に出て来るような可愛らしい蒸気機関車が煙を吐きながら入ってきた。皆一斉にカメラを向けて撮った。

砂糖キビ列車の始発駅ホームには、花の咲いた 木やボンタンの木が植えられていた	西部劇に出て来るような可愛らしい蒸気機関車 が煙を吐きながら入ってきた

進行方向の右側の席がいいよとガイドさんが教えられていたので、最後尾の客車の右側の席に座った。動き始めて左側は灌木が迫って枝葉が客車にビシビシ当たって窓際に接近して座ると枝に弾かれるのではないかと思われる程だった。右側はブーゲンビリアの植え込みが続いて綺麗だった。列車はゆっくり走るので、景色をゆっくり目を追って楽しむことが出来たので、なかなか良かった。それから列車は直ぐ青々とした芝生のゴルフ場の中に入って行った。ゴルフ場の向こうには海岸線に高級ホテルの建ち並ぶ美しいリゾート地、一大リゾート、カアナパリの高級ホテル群も見えた。右側に大きくカーブするところで機関車は止まってくれた。窓からカメラを出して列車の並ぶ姿を撮った。そしてその次の瞬間シリンダーから真っ白な蒸気を勢い良く吐いて見せ場を作ってくれた。

砂糖キビ列車の客車内	車窓の右側はブーゲンビリアの植え込みが続いて 綺麗だった
ゴルフ場の向こうには海岸線に高級ホテルの 建ち並ぶ美しいリゾート地、一大リゾート、 カアナパリの高級ホテル群も見えた	右側に大きくカーブするところで機関車は止まって くれ、次の瞬間シリンダーから真っ白な蒸気を 勢い良く吐いて見せ場を作ってくれた

それから間もなく列車は海岸線の道路に真近かに沿って走った。道路の向こうにはエメラルド色の美しい海原が広がり、ヨット群も見えた。絵のような景色を眺めながらのんびり走る列車に乗って楽しめたのは、正に至福の時間だった。列車は町に入り、そして11時頃終着駅に着いた。機関車だけ方向転換するため、回転台に乗りゆっくり回って逆向きになると客車の前に移動した。それから先回りしてくれていたバスに乗った。古い町並みを残す通りを通って海辺に近いバニアンツリーの大樹のある公園の近くで下車し、1時間くらいの自由行動となった。

ゴルフ場のグリーンとエメラルド色の美しい海原 、そして明るい青空、そのコントラストが素晴らし かった	列車は海岸線の道路に真近かに沿って走った。 道路の向こうにはエメラルド色の美しい海原が 広がり、ヨット群も見えた	終着駅に着いて機関車だけ方向転換するため、回転台に乗り、ゆっくり回った
クルーザーによるフィッシング遊びの店が軒並み 並んでいた。獲物のマビキを切り売りしている 店もあった	1873年に植えられたバニアンツリー(幹から 根っ子が垂れ下がって地面に根付き子供の 木が増える)の大樹のある公園にて	バニアンツリーにあずき色の実が沢山なって いました

マウイ島は一年を通じてほんんど晴れとのことで、今日もギラギラと太陽が照り付けてとても暑かった。古い建物の店舗の続くラハイナの町中をしばらくブラブラ歩いたら、海岸線の通りに出た。海岸線が見えなくなるところで引き返すことにした。ひげもじゃの大男の男性が近寄って来てカメラのシャッターを切ってやろうと言ってくれたが、No Thank you　と言って断った。海岸側から子供達の甲高い声がしたので、そちらを見ると、4人の子供とパパが波打ち際で波が打ち寄せるのに合わせて追い掛けたり逃げたりして遊んでいた。微笑ましい風景だった。海岸線の向こうにラナイ島というかなり大きな島が浮かんでいた。図書館の奥に海が見えたので、行ってみた。大きな木が点在する公園風の広場で、海風が通って気持ち良かった。

古い建物の店舗の続くラハイナの町中のしばらく ブラブラ散策	海辺でお父さんと遊ぶ子供達
レイに使われるプルメリアの花。白花は特に香り がいい

大樹のある公園に戻ってガイドさんお奨めのジュエリー店とお土産店に寄ったが、妻が買う食欲が湧かないと言って直ぐ店を出た。そして前の公園に戻るとツアー仲間が5,6人ベンチに座って休んでいたので、私達も大樹の根元にあるベンチに座った。間もなくガイドのさとみさんとさっきの仲間がやって来て、時間があるので、近くの名勝に案内しましょうと誘ってくれたので、付いて行くことにした。行った先はさっき寄った図書館裏の大きな木が点在する公園風の広場だった。波打ち際に集まって、波打ち際にある大きな椅子状の岩について説明してくれた。昔、女性がこの岩椅子に座ってお祈りすると元気で出産出来ると言われていたとのこと。そして広場の真ん中に残っている石畳は昔、カメハメハ大王が一番のお気に入りの奥さんと住んでいた住居跡とのことだった。

洋装店では、いろいろな色のムウムウも 売っていた	図書館裏の大きな木が点在する公園風の広場 から古い建物の店舗の続くラハイナの町を望む

また右側のお店のところには畑があって農作物を作っていたとのこと、意外に質素な暮らしをしていたのだなと灌漑深いものがあった。ガイドさんに取って折角の昼休みの所、私達のために時間を使って案内してくれて、どうもありがとう!!。それからバスでかなり走って内陸の道に入って樹木の茂った昼食会場に行った。いろいろな種類の樹木や観葉植物が一杯植えられた安らぎの空間、楽園ようなところだった。お土産売り場の建屋を抜けてレストランに入った。席をまた鳥栖のご夫婦と一緒してもらった。歓談しながら昼食をいただいた。ここは植物園も兼ねているとのこと、それで納得がいった。かなり広範囲に樹木や観葉植物が植えられて素晴らしいところだった。

食後、食べ残しのパンを持って建物の横に広がる池に行った。池に住む鴨や小魚に千切って投げ入れると争って食べていた。それから園内にはロープ上を走るバンジージャンプのような乗り物が4ケ所もあって、観光客が乗って楽しんでいた。それから時間があると言ってマウイ島中心のカフルイの官庁街に廻り道してくれた。近代的な建物が建て並ぶところで、自然に恵まれた島にこのような場所があるのに驚いた。カフルイ空港着、トランクを持ってチケットをもらった後、チェックイン、続いてセキュリティーチェックとなった。チェックインのところで男性の空港ガイドさんがテキパキとリードし、流暢な日本語で上手に喋るのにびっくりした。広島に20年居たとか。そして両者のガイドさんとお別れした。

池に住む鴨や小魚に千切って投げ入れると 争って食べていた。植物園内にて	シャワーツリーのオレンジ色の花。植物園内にて	シャワーツリーの黄色の花。植物園内にて
レイに使われるプルメリアのピンクの花。 植物園内にて	徳利ヤシの実。植物園内にて	ヤシの木の一種(?)。植物園内にて
透明感のある赤い可愛い花。植物園内にて	カフルイの官庁街に廻り道してくれた

カフルイ空港を定刻離陸し、ホノルル空港に定刻着陸した。空港からのバスがラッシュに巻き込まれ、渋滞した。ヨットハーバー前のツインタワーのプリンス　ホテルが宿泊場所だった。33F建てのツインビルで、私達はダイヤモンドタワー側の17Fだった。部屋はエレベーターの斜め前にあった。夕食は18:30から3Fのレストランでバイキング料理だった。食後、部屋に戻ってシャワーに掛って、ベット上に座って日記を書き始めたが、ビールが廻って間もなく眠気が襲い、途中で寝てしまった。

ホノルル空港からのバスがラッシュに巻き込まれ、 渋滞した。虹が出ていた	ハワイプリンス　ホテルの部屋。ここに2連泊
夕食の豪華なバイキング料理

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