イタリア周遊　8日目

イタリア9都市周遊9日間

■　8日目10/07(金)　　ローマ曇り時々雨

7:00起床、7:40頃0階のレストランに行く。さすがシェラトン、朝食の食材も今までと大違い、調子に乗って取り過ぎないように意識して選んだ。食後、玄関前で写真を取った。9:30,バスは再びローマ市内に戻り、ローマ市内観光が始まった。車窓から遺跡や歴史的建造物、コロッセオ等、次から次に換わる見所を添乗員さんが隙間無く説明するのを聴きながら右に左に目をキョロキョロさせながら見入った。バスから下車し、最初にトレビの泉を訪れた。すごい数の観光客で混雑していた。直ぐにフリータイムとなり、直ぐに水辺の近くに降りた。空間を探して妻がコインを投げるところを写真に撮った。それから現地ガイドさんお奨めのジェラート店に寄った。色とりどりの沢山の種類のアイスクリームが陳列ケースの中にびっしり並んでいた。

シェラトンの質の高い朝食	シェラトンの豪華なロビー	車窓から遺跡や歴史的建造物等が次から次に 換わっていった
ローマのランドマーク、ヴィットリアーノ	車窓から遺跡	車窓から遺跡
コロッセオ	コンタンティヌス帝の凱旋門	最初にトレビの泉を訪れた
現地ガイドさんお奨めのジェラート店に寄った

集合場所に集まってから、スペイン広場まで歩いて行った。ここも階段や広場の噴水の付近に観光客が座って混み合っていた。直ぐにフリータイムになって、少しづつ階段を上りながら写真を撮っていった。階段の途中で鎖に繋がれたネコちゃんが、犬のように口を開けてハアハアいっていた。猫も暑いと、犬と同じことをするのだなと感心して記念にカメラに収めた。一番上の教会のある広場から見る街の遠望もローマらしくて素晴らしかった。再び集合してバスでローマ三越に移動した。デパートと思っていたら、免税の大型お土産店といったところだった。子供達のお土産を妻が買っていた。それから昼食のピッザ店に行った。ここのお店は大当たりで、大盛りの新鮮な野菜サラダ、ピッザは直火焼きの30�pもあろうかという特大のものがお皿に乗って来た時は、皆仰天してしまった。

スペイン広場まで歩いて行った	スペイン広場の階段や広場の噴水の付近に 観光客が座って混み合っていた	スペイン階段前の船の噴水
一番上の教会のある広場から見る街の遠望	共和国広場	ピッザは直火焼きの30�pもあろうかという特大の ものがお皿に乗って来た

缶ビールとマッチして一段と美味しかった。ピッザ店でフリータイムとなって、OP参加組とフリー組に分かれた。私達はOPの「もう一つのローマ観光」に参加した。当初、参加者は最低10名となっていたが、今回の6名でも成立ということで、予定通り行われ、観光が続けられると、妻と喜んだ。現地ガイドのクラウディアさん、添乗員さんも加わって計8名の小じんまりしたツアーになった。8人乗りのワゴン車で出発した。始めにサンタンジェロ城を訪れた。市内の道路は混雑していたが、ワゴン車は自家用車並みに小回りが利いて、車の通りの少ない裏道を選んでスイスイ小気味よく走った。更に助かったのは、乗用車並みに駐車が容易なため、目的地の直近まで車を着けてくれたのが良かった。

ピッザを焼く窯	OPツアーの最初はサンタンジェロ城を訪れた

お城に入ると、王様の住居でもあったらしく、室内は宮殿並みの豪華絢爛さで、戦いの砦としてはとても考えられないくらいだった。いろいろな武具も展示され、博物館になっているだけのことはあると思った。屋外のテラスに出ると、ローマ市街がぐるっと見渡せ、その絶景にしばし見惚れた。お城をゆっくり見学することが出来て、最高だった。次は真実の口に行った。教会の入り口付近は観光客の長蛇の列が出来ていた。順番が来るまで30分以上かかるだろうとのことなので、鉄の柵越しに写真だけ撮ろうということになった。それからナヴォーナ広場に行った。四大河の噴水の所でフリータイムとなった。古代ローマ時代にはここで戦車競技が行われたとのことで、細長い形をしていた。

板バネの力で石の玉を飛ばしたとのこと	屋外のテラスに出ると、ローマ市街がぐるっと 見渡せた	同左
サンタンジェロ城、出口の鉄の扉	ローマの休日の舞台、真実の口。口に手を入れた ら抜けない(?)	ナヴォーナ広場、四大河の噴水。世界の四大河川のナイル、ガンジス、ドナウ、ラブラタを擬人化したものとのこと

左回りで見て廻ろうとネプチューンの噴水の所まで行った。広場の中心に戻り始めたら、広場のあちこちに似顔絵画家や絵画売りの露店が何と多いことか、びっくりするほどあった。その中で、美人の若い女性をモデルにデッサンしている画描きは抜群にうまかった。再び集合して今度は歩いてパンテオンに行った。古代ギリシャ建築のようで、入口には巨大な柱が建ち並んでいた。中に入ると丸天井の頂上には大きな天窓が開いて光が差し込んでいた。モザイクの床が濡れていたのは、先程降った雨のためのようだった。天井、壁、床、総てにいろいろな色の大理石が使われ、全体的にシックだが、荘厳な雰囲気が漂っていた。裏側にはローマ時代のレンガ壁の一部や道の一部が残されていた。これでOPツアーは終り、18時前に集合場所の三越に戻った。

ナヴォーナ広場、絵画売りの露店の作品の一部	ナヴォーナ広場、美人の若い女性をモデルに デッサンしている画描きは抜群にうまかった	パンテオン、古代ギリシャ建築のよう。
パンテオン、中に入ると丸天井の頂上には大きな 天窓が開いて光が差し込んでいた	パンテオン、天井、壁、床、総てにいろいろな色の 大理石が使われ、全体的にシックだが、荘厳な 雰囲気が漂っていた	パンテオン、裏側にはローマ時代のレンガ壁の 一部や道の一部が残されていた

18時過ぎにニコルさんのバスでローマ空港まで最後のドライブとなった。車中で11人組のリーダさんから、2000kmを安全に運んでくれたニコル運転手さん、そして昼夜を分かたず皆を導いてくれた親切で行動力のある利光添乗員さんに労のねぎらいとお礼の言葉がマイクを使って述べられた。そしてそれぞれに皆で出し合った金一封を渡された。この粋な計らいに、心が温かくなった。添乗員さんは私のポリシーと言って、とうとう受け取ってくれなかったが、それはそれで意思を貫くという点から良いのではないかと思った。各自スーツケースを受け取った後、車内で忘れ物のチェックしていたニコルさんに皆で手を振ってお別れした。彼も窓越しに手を振って返してきた。ニコルさん、どうもありがとう!!　

空港ビルに入ってチェクイン、出国手続き、搭乗口への移動と、目まぐるしく移動した。そして搭乗開始までフリータイムとなった。税金払い戻しの手続きをするため、関係者だけ添乗員さんに連れられて窓口に行った。書類チェックのスタンプをもらって税金払い戻し手続きの窓口に移動する時、書類の間からうっかりクレジットカードを落としまった。幸いにも係り員の女性が拾って保管していてくれたので、難を逃れた。ありがとうございました。夕食は機内食が23時過ぎになると思うので、何か食べておくようにと添乗員さんからのアドバイスがあったが、水だけ飲んで何も食べなかった。ソウル行きの飛行機は時刻通り搭乗が始まり、そして離陸した。往きも定刻通りの運行にびっくりしたが、大韓航空の正確なフライト運行に感服した。

夕食はチキン又はビビンバだったので、往きは品切れで食べられなかったビビンバを即座に頼んだ。配られて来ると、どうして食べていいか分からず、困って周囲を見渡したら韓国の人が丁度混ぜ合わせていたので、それを見習って、混ぜ合わせて食べたらこれが大当たり、すごく美味しかった。満腹になると眠くなったので、何時の間にか寝てしまった。

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