東京旅行記2015

'15 日本水彩展&東京観光&川越観光　

■　1日目　06/06(土)　行橋　晴れ、東京　曇り時々晴れ

4:00起きして4:50マイカーで出発、苅田町・県道25号線を走る。空港が近付いたころ、雲の間から黄金色の空が覗いていた。北九州空港の駐車場に車を預ける。チェックインしてトランクを預ける。待ち合わせテーブルで妻手製の朝食用弁当を食べる。いつものパターンだ。セキュリティーチェックを受けて搭乗口近くのシートで待つ。乗客は土曜日とあって多かった。そして6:40発のJAL便に搭乗する。晴天に恵まれ眼下の瀬戸内の海が美しかった。名古屋上空を過ぎた頃から雲に覆われる。ひっとして雲上に富士山が出ているかなと斜め前方を見ていた。何と本当に富士山が頭を出していた。それからしばらくして高度が下がってくると、雲が切れ羽田の近郊風景が見えた。

空港が近付いたころ、雲の間から黄金色の 空が覗いていた	眼下の瀬戸内の海が美しかった	名古屋国際空港の人工島がはっきり見えた
富士山が頭を出していた	羽田空港着陸寸前

京急、山手線を乗り継いで9:30ころ上野駅に着く。公園口のコインロッカーにトランクを預けて上野公園に向かう。土曜日で多くの人が公園を行きかっていた。東京都美術館の前で埼玉の次男夫婦を待ち合わせした。そして10時少し前に水彩画展会場に入場した。中は開場して間もないのに多くの人が入場していた。入口の陳列早見表を見ながら貰った会場案内図に自分の絵、先生の絵、仲間の絵の展示室番号を書き込んで見て行った。展示作品が1222点と何しろ桁違いに多いので、あまり時間を掛けて見れないが、前半は先生方の価値ある画があるので、それなりに時間を掛けて見た。妻にカメラで適当に撮影するように頼んだ。半分の部屋を廻り終えた段階でもう昼を過ぎていた。

東京都美術館・ぞくぞくと観客が入場していた

疲れて途中で椅子に腰掛けて小休止した。自分の絵が展示されている19室にようやく到着した。妻が絵をバックに記念写真を撮ってくれた。そして14時近くにようやく全部見終えた。出口で展示作品図鑑を購入して会場を出た。先に出た次男夫婦からの携帯であめ横の入り口で待ち合わせるようにした。昼間のあめ横は外国観光客を含めて大混雑していた。あめ横近くのレストランで遅い昼食のハンバーグステーキを食べた。とても美味しかった。上野駅に戻り、公園口のコインロッカーに預けていたトランクを取って、次男家族が住む埼玉・三郷の新居のマンションに向かった。新三郷駅近くのコストコで夜の食料を仕入れて13Fの部屋に入るとやや曇りがちの天気だったが、スカイツリーがかなり近くに見えた。晴天時は富士山も見えるらしい。

東京都美術館・19室に展示されていた私の絵	19室に展示されていた私の絵の前で	上野公園は路上芸人のたまり場
上野・混雑するアメ横	上野・アメ横

新しいマンションはホテルのように気持ち良かった。夜はコストコで買った食料、ビール、ワインで宴会となった。部活で遅く帰って来た孫太郎が背が伸びているのにびっくりした。去年の7月会って以来、10�p以上も伸びたとのこと。
蒲団に寝転がったら何時の間にか寝てしまった。今日は朝4時起きして東京に来て4時間近くも絵を観覧したので、その疲れと酔いで睡魔が襲ったのだろう。それでも充実した一日だった。

次男家族の住む19F建てのマンション

歩数:11000歩

※　行程　　北九州空港→羽田空港→上野駅→東京都美術館→あめ横→上野駅→埼玉・次男宅泊

■　2日目　06/07(日)　川越　晴れ

7時頃起きしてカーテンを開けると晴れていたが、遠くは霞んでいた。今日は次男夫婦で川越に連れて行ってくれるようになっていた。10時過ぎ電車で川越に向かった。南浦和で乗り換え川越に着く。駅構内の観光協会で教えてもらって小江戸名所巡りバスを利用する。まず喜多院を訪れる。入口で学生グループと一緒にボランティアガイドさんが境内を案内してくれた。江戸時代の香りを色濃く残す徳川家とゆかりの深い寺。 また、日本三大羅漢の一つに数えられるこちらの五百羅漢は、様々な表情の石仏群でおよそ540体が境内に並んでいた。それから川越一番街に行くことにした。バス時刻に合わなかったので、歩くことにした。お天気で汗がにじんだ。途中いも店やだんご店に寄り道してつまみ食いして楽しみながら歩いた。

喜多院境内にある仙波東照宮	喜多院
喜多院内の庭園	喜多院境内にある五百羅漢

川越一番街に着くと人の通りが急に増えて混雑し、行きかう車も渋滞気味、通るのに一苦労した。それでも豪快な蔵造りの家並は圧巻だった。途中から時の鐘を訪れた。ここも人混みの中だった。近くで露天店のおじちゃんが鶏つくねを炭火で焼いていたので、又食べた。これがとても美味しかった。もう13時を過ぎていたので食事処を探すことにした。路地を歩いていたらうなぎ店があったので、そこに入った。注文したうなぎの茶漬けは美味しかった。それから川越城本丸御殿に行った。観光地図で見ると歩いて行けそうと歩いた。思ったより距離があって快晴の中、大汗をかいた。館内を観光した後、バスで菓子屋横丁に行くつもりが下車のタイミングを間違って川越駅まで行ってしまった。

川越一番街・豪快な蔵造りが並んでいた	同左
川越一番街・時の鐘

電車で次男のマンションに戻りトランクを持って次男夫婦と別れて駅に引き返した。南浦和で乗り換えて品川まで行き、駅近くの品川プリンスホテルに入った。去年秋の兄弟寄りの時利用したので、勝手が分かっていたので、スムーズにチェックインから入室までスムーズに行った。丁度夕時でもあるし、先に夕食に行こうと昨秋利用したホテル近くのウイング高輪1Fの食事処の内、居酒屋風の和食レストランか韓国料理か今回も迷ったが、又、韓国料理の店に入った。前回はコース料理にしたが、量が多過ぎて食べ切らなかったので、アラカルトで食べた。部屋に戻りバスタブに湯をためて入ったら気持ち良かった。明日の用意をしてベットに寝転がってテレビを観ていたら何時の間にか寝てしまった

品川プリンスホテル・23F自室からの夜景

歩数:12000歩

※　行程　　埼玉・次男宅→新三郷駅→川越市→新三郷駅→埼玉・次男宅→新三郷駅→品川駅→品川プリンスホテル泊

■　3日目　06/08(月)　東京　晴れ

6時頃起きしてカーテンを開けると晴れていたが、遠くは霞んでいた。今日は都内の数か所観光と歌舞伎座で一幕観劇をする予定。
7時過ぎ昨秋と同じくアネックスタワー1Fにある和食の店ななかまどに行った。朝食用のバイキングだ。席に貰った予約席カードを置いて料理を取りに行った。少しセーブしようと思っていたが、今朝も結構食べてしまった。部屋に戻って一息入れてからホテルをチェックアウトした。品川駅は朝のラッシュアワーで人波をかき分けるように京急の方に行った。入場してから係員にロッカーの場所を教えてもらってトランクを預けた後、京急に乗って泉岳寺で地下鉄に乗り継いで大門経由赤羽橋で下りる。東京タワー方面から地上に出ると真っ赤なタワーが聳えていた。芝公園の上り坂は距離はないが、急坂で息が切れた。

バイキングで取った私の朝食	地上に出ると真っ赤なタワーが 聳えていた

150m上の大展望台に上ると早い時間帯だからか、観光客はまばらだった。人の少ない内に更に100m上の特別展望台まで上った。下界を見物していたら係りのおじちゃんが2ショットで写真を撮ってくれた。スカイツリーよりも東京タワーの景色の方が見易いと妻の妹が言っていたそうだが、そうだねと妻と話しながら景色を眺めた。再び大展望台まで降りた。下はもう観光客が大分増えていた。もう一度ゆっくり360°の眺望を観て回った。1時間以上東京タワーで眺望を楽しんだ。続けて近くの増上寺に行った。東京タワーから見た道順で歩いたつもりが方向を誤ったようで途中で通行人に尋ねて遠回りしたが、ようやく増上寺に着いた。寺院に入ってお参りした。絢爛豪華な天蓋が下がり寺院の格式と財力をうかがわせた。右にある安国殿からお経が聞こえてきたので、そちらにも入場した。

東京タワー・250m特別展望台からの風景	東京タワー・150m大展望台からの風景	東京タワー・150m大展望台ルックダウン ウィンドウから覗いた風景
東京タワー・真下からの風景	増上寺本堂と右、安国殿	増上寺本堂内の絢爛豪華な天蓋

それから地下鉄で浅草に行った。雷門前は相変わらず混雑していた。前回、観光センターで教えてもらったてんぷら店、あかしに直行した。12時近くなっていたので、一巡して少ないかななどと妻と話しながら店に着くと残念!! 定休日だった。がっかりした。雷門側の通りに渡って雷門に向かって歩いていると、天丼てんやと言うお店が有ったので、入った。店内はほぼ満員で並みの天丼を注文した。安くて美味しかった(\610)。あかしには入れなかったが、それなりに良い店が見付かって満足した。妻が雷門の横のおこしのお土産店を見ようと入った。荷物になるほど買った。雷門は凄い数の観光客でひしめき合っていた。仲見世通りは外人さんの方が多いのではと思われる程だった。浅草寺伽藍の中でお参りをした。

浅草・雷門は何時もの賑わい	浅草・観光客でひしめき合う仲見世通り
浅草・浅草寺内の絢爛豪華な天蓋

振り返って賽銭箱の方を眺めていると、外人さんの多いこと、何をお願いしているのだろうと思った。仲見世通りの雑踏で画材の種になるショットが撮れないかと狙ったが、上手くいかなかった。再び地下鉄で歌舞伎座に向かった。東銀座駅から歌舞伎座・木挽町広場まで繋がっていたので、直ぐ着いた。1Fに上がり正面入り口横の一幕用窓口でキップを買った。専用入り口からエレベーターで4Fに上がりそこで待つように言われた。時間近くになると、渡された番号札順に並ばされた。早目に待ったつもりが殆んどの人は発売時間に入場券を買って用事を済ませて戻って来たようだった。ほとんどの人が私達より前に並んだ。そして時間が来て入場した。座席はほぼ満員で端に近い空席に座った。

浅草・浅草寺賽銭箱の方を眺めていると、 外人さんの多いこと

直ぐに3幕目の「新薄雪物語:詮議」が始まった。陰謀に巻き込まれた若い男女を救うために、命懸けで立ち向かう父親たちの姿、そして刀鍛冶の秘伝をめぐる親子の葛藤などを演じたもので、幸四郎、仁左衛門などの重厚感あふれる演技に魅了された。遠い4階席からだが、十分臨場感を味わえ満足した。表に出て歌舞伎座横の和菓子店に入り、妻は又お土産用と言ってカステラを3箱買っていた。これから上野・あめ横に行く予定にしていたが、妻がお土産買ったので、もう行かないと言うので、浅草線で泉岳寺まで乗り、京急に乗り換えて品川へ向かった。朝、コインロッカーに預けたトランクを受け取って羽田空港に向かうため、再び京急に乗る。羽田空港に着いて先ずチェックインカウンターに行った。

銀座・歌舞伎座	銀座・歌舞伎座、木挽町広場の店

前の便に十分間に合うので、変えられないか尋ねると、パックで取ったチケットは変更出来ないと言われ諦めた。兎に角チェックインを済ませてトランクを預け、何時もの食堂街に行った。ウインドーを見たが、食べたいものがなかったので、何時も行かない到着ロビーの階に行ってみた。カレー専門店があったので、そこでベジタブルカレーを食べた。これが当たりで美味しかった。早目にセキュリティーチェックを受け、搭乗口付近のシートでゆっくりする。搭乗時間となって搭乗すると、往きよりも少し多めの乗客だった。揺れることもなく順調なフライトで定刻に北九州空港に無事着いた。北九州は雨だった。

到着ロビーの階にあるカレー専門店 ベジタブルカレーは美味しかった	羽田空港を離陸して直ぐの夜景

今回の旅は、日本水彩展、昨年に続いての入選で東京都美術館を訪れ、展示作品を観覧出来たツアーであった。そして連日晴天に恵まれ、次の日は次男夫婦が連れて行ってくれた川越観光を快適に巡ることが出来たことが収穫だった。感謝。

歩数:11000歩

※　行程　　品川プリンスホテル発→品川→大門→赤羽橋→東京タワー→増上寺→赤羽橋→大門→浅草→仲見世→浅草寺→浅草→東銀座→歌舞伎座・観劇→東銀座→泉岳寺→品川→羽田空港、同空港で夕食→北九州空港→自宅