エジプト・トルコ大周遊13日間

■　12日目07/05(木)　イスタンブール快晴　カイロ快晴　[イスタンブール市内観光&帰途]

豪華ホテルの朝食U30のバイキングはどんなものかと期待したが、いままでのものと、そう変わりはなかった。一旦部屋に戻り8:30過ぎにロビーに下りる。そして玄関の前庭に出て写真を撮る。ロビーで待ち合わせ中に仲間の何人かの人とアドレス、メールアドレスなどの交換をする。9:30市内観光に発った。6本の尖塔と大きなドームが折り重なるように見える巨大なモスクが見えて来た。ブルーモスクは人気スポットなんだろう、周辺には貸切が何十台も路駐していた。バスを降りてモスク内の観光に入る。内部は黒山の人でひめき合っていた。絨毯に座ってガイドさんの説明を聞く。内部に使われている青いタイルとステンドグラスの光が美しいことからブルー・モスクと呼ばれているらしい。薄暗い中に荘厳さを感じる。

最後に宿泊したホテルは豪華ホテルだった	6本の尖塔と大きなドームが折り重なるように見える巨大なモスクが見えて来た	街中を走るタクシーはニューヨークのイェローキャブのように黄色だった
塀の外壁も手の込んだ造りになっていた	多数のドームが折り重なっているのがよく分かる	空に突き刺さるように聳える尖塔

その後、自由行動となり、内部の写真をいろいろ撮って廻った。外に出たところで再集合してガイドさんがビューポイントまで連れて行ってくれ、皆、ブルーモスクをバックに写真を撮り合った。それからグランドバザールに向かった。途中、宝石店が建ち並ぶ商店街を通る。宝石加工所の直売店と言った感じだった。4000軒がひしめく網の目のように広がった迷路のような巨大なマーケット。入口でガイドさんから迷った時の戻り方を伝授された後、自由行動となった。マーケットと言うより商店がひしめき合った商店街と言った感じの所だった。メーンストリートを見物した後、少し脇の通りに入って、目のお守りを買うことにした。目だけを売っている小さな店を見付け、妻が直径12,3cm位の大きな目を取り上げて値段を聞くと、20リラと言う。値切ると18とか16とか言っていたが、ねばって15にした。

数多くのステンドグラスが美しく輝いていた	同左	モスク内の床に敷き詰められた豪華な絨毯
豪華なタイルで装飾されたドーム内や天井部	ブルーモスクの全貌	ブルーモスクと対峙して建つアヤソフィア
にいちゃんと妹がイスラムの帽子を被り、サングラスを掛けて記念撮影中に失礼してパチリ	街角のファストフード店の間じかにアヤソフィアのドームが・・・	マロニエの実
途中、宝石店が建ち並ぶ商店街を通る	マ−ケットの塀に沿って立ち並ぶお土産屋さん	グランドバザール内のメーン通り

その時現地通貨が3.25リラ残っているので、もう1つ買おうと妻が言い出したので、トイレ代が要るけど、いいかと言うことになった。さっきより少し小さい目を又取り出して、これだけで頂戴と又交渉し始めた。店主は10リラとどうしても譲らず、丁度来店した取引業者の所に行ってしまった。今度は店のおばちゃんを捕まえて交渉し始め、おばちゃんも最初は困惑した風で、NOと言っていたが、とうとうおじちゃんを呼んで来た。何度かやり取りする内、遂に根負けしておじちゃんがOKと手を打った。神さんパワーに脱帽!!!　これでリラをきれいに使い切ったと妻はしごく満足して喜んでいた。それからカラスミを買おうと2軒ほど見て廻ったが、魚臭いと妻が言うので、買うのを止めにした。それからガイドさんに教えてもらっていた共同トイレに行った。

メーンストリートを見物した後、少し脇の通りに入って、目のお守りを買うことにした	ベリーダンサーが着るような派手なドレスの店	グランドバザール内のメーン通り。キンキラ光輝く金細工店

現地通貨は無かったので、ノー・マネーで通すことにし、私は米通貨の20セント弱の小銭を出した。妻はノー・マネーで通したらしい。観光は総て終わり、空港への移動となった。海岸線を走って途中、或るホテルに寄り添乗員さんがパンの昼食弁当を受け取り、皆に配ってくれた。そしてバス乗車の間に食べるように言われ、半分位残したが、さすがホテルのパンはとても美味しかった。空港に着くと、各自でチェックインすることになり、セキュリティーゲートで現地ガイドさんとお別れとなった。7日間の旅の間、独特の日本語を使いユーモラスな語り口でガイドしてくれたユミットさんに感謝!!　トランク検査で3人が引っ掛かった。そして3組座席がバラバラになったとかで又くじ引きになった。Side by side piease!　と言わなかったのかねと、妻とささやいた。

観光は総て終わり、空港への移動となった。 バスは海岸線を走る

カイロ行きは35分遅れて離陸した。私達は通路を挟んだ座席となり、妻の前席にはアラブの若夫婦と2才くらいの男の子の3人家族が座った。男の子は泣いたり笑ったり、動き回ってやんちゃな子のようだったが、妻が後部席からあやすと喜んではしゃいでいた。直ぐ食事となり、チキンを頼んだら味はまあまあだった。3人家族のお相撲さんのようなお母さんはあのあまーいデザートを何人分かと、紅茶に砂糖x2とミルクx1を貰っていた。カイロ空港には挽回して定刻きっちり着陸した。カイロ空港では成田便まで思ったより時間がたっぷりあった。duty free店 で紅茶とオリーブオイルを買った。成田便はボードで30分遅れと表示されていたが、機材が届くのが遅れたとかで結局、1時間30分遅れでようやく離陸した。

カイロ空港に戻ってきた	カイロ空港ビル
成田便はボードで30分遅れと表示されていたが、 機材が届くのが遅れたとかで結局、 1時間30分遅れでようやく離陸した

日本に戻れる嬉しさと又14時間のフライトかという憂鬱さが交錯して何か複雑な気分だった。間もなく夕食となり、注文したビーフはまずまずの味だった。喉が渇いていたので、冷たいミネラルウォータが実に美味かった。食後の熱い紅茶のお陰で、冷房の効き過ぎによる冷え切った身体が、ようやくホカホカしてきた。目を瞑ってイヤホーンで訳の分からない曲をボッと聴いていたら何時の間にか寝入ってしまった。

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